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大乱闘ローリングファミリーズ 『チョコレート・バトラー THE KICK』 - 1953ColdSummer

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大乱闘ローリングファミリーズ 『チョコレート・バトラー THE KICK』


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チョコレート・バトラー THE KICK 
วอนโดนเตะ!! (拳霸家族)(THE KICK)
2011/韓国/タイ <未> 監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ 出演:ナ・テジョー “ジージャー”ヤーニン・ウィサミタナン 他


 奪われたものを取り返すことに定評がございまするピンゲーオ監督の新作(同時期に『パーフェクト・スナイパー』という作品もあるのだが……)。なれば今回は何を取り返すのか。余談ではあるが、サザエという主婦は野良猫をなんと裸足で追いかけてまで、唾液と雑菌まみれになったお魚を取り返してどうするつもりであったのか。いや、斯くした他所様の家庭事情は本題ではない。
 本題。
 わたしは、針の筵に趺坐し、煉獄の炎に焼かれつつ、本作の、本題、に、フォービートほどの勢いで触れなければならない。「乃公は本題を語るのは好かん」と茶を濁する選択肢もあった。だが、語るも八卦、語らぬも八卦、『チョコレート・ファイター』(自分の感想はこちら)に『チョコレート・ソルジャー』(自分の感想はこちら)と、ピンゲーオとジージャー出演作を追いかけてきた身である。何を煩悶することがあろうか。本作だって邦題『チョコレート・バトラー』と銘打たれた紛れも無いジージャー出演作である。ありける。ありける。ありける。と3回まじなって丹田の辺りに気合が入ったので、本題に入ろうと思う。

 ジージャー脇役じゃん。以上。

 例によって大切なものが窃盗され、仏像の首とか象さんとか毎回ピンゲーオのセンスは光ってるよね、で、今回は王室の宝剣であるクリスの剣(何故クリス・ナイフ?)を巡り巡って、テコンドーの名門一家と悪の組織が、なんつか、こう、もう文章に起こすのも面倒臭いのであるが、組んず解れつ、どついたりどつかれたり、幻の奥義に開眼したりと、賑やかしいことになるお話で、しかしここで脚本がしらこいなどと指摘するのはピンゲーオの魔術・方術に陥ってしまっておることの証左でもあり、考えてもみよう。例えばX-MENを観て、はは、この世には超能力なんつうものは存在しない、故に超能力者がぞろぞろ出てくるこれは映画としては認められないよボク的に。などと嘯く朋輩が居たとしたら、殴り倒すか、そもそも映画とは何であるか、ということを渾々と説明するべきであり、作中の世界観、ルール、といったものに則って楽しむことこそが、そちのつまらん人生を豊かならしむる第一歩である、ということを中華街の関帝聖君のような顔をして諭すのが人の道である。

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 で、当然て言うのかな、当たり前て言うのかな、『THE KICK』て原題で、ピンゲーオが監督で、始まってから30分以上経たないと出て来ないとは言い条ジージャー出演作であるのだから、これまでのようなキレキレのアクション、マジ当ての迫力、華麗なる動きのバリエーション、などを楽しむのがルールであり小粋であると思われるでしょう。確かに動きはゴイスー、パネー、て感じで、かように極端に語彙が少なくなるほどに息を呑んで見入ってしまったのだな。ジージャーは別格としても、主人公一家全員がちゃんと動くことが出来、実際にテコンドーの経験者も居るということもあって本当にゴイスーパネー、くるっ、て回ったかと思うと蹴りを入れ、くるくるっ、て回転したかと思うと踵を落とし、くるりん、つて旋回したかと思うと、これまた蹴りを入れるのである。

 これ以上本作のマーシャル・アーツに言及すると、乃公の心の闇の最も奥深い部分である反吐の底の吹き溜まりから「アクションほとんど同じじゃねえかコラ」という、言ってはいけない禁句が呪いの炎と共に吐き出されそうであるので話題を変えるが、くるくる、つて回っておる間に敵が木偶の坊みたいに待ってくれている、というのは、唐手の約束組手でも滅多こと見られない光景であって、まあ、その点、対等を演じて疾く動いておった敵方の女ドラゴンは良かったと思いまする、とは補足しておく。

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 本作はタイ版、韓国版、日本版でそれぞれランタイムが異なっておるらしく、日本版が94分と一番短くカットされており、でも、退屈気味な家庭ドラマ部分がカットされていようが、つかアクション以外の部分がどれだけカットされていようがまったく差し障りを感じず、まあ、これが吉事か凶事かは各々の判断に任せるとして、一応吹き替えも収録されてあって、分かりやすく作劇に対する理解を深めることも出来る。
 ちなみに、本作のジャケットに関しては、ジージャーが主人公たらしく真ん中にでっかくプリントされているのも、ジャージを着ているのも、今までのチョコレート・シリーズに似せられているのも、全部嘘っぱちなのでそこんとこ夜露死苦。

 あ、それはそうと遅くなりましたが、ジージャーさんご結婚&ご懐妊おめでとうございます。


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コメント
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ポスター用に撮影されたようです

こんにちは。
ジャージ姿のジージャーさんですが、ポスター用に撮影されたもののようです。
本編には出てこないんですけどね。
撮影風景などが、掲載されているページです。
良かったらご覧下さい。
http://www.ladysquare.com/forum_shoppost.asp?TID=108022&PN=4

あと、「The KICK」の各国のポスターが載っているページです。
http://www.thaicinema.org/kits288thekick.asp

20120919 18:19 │ from NAOURL Edit

Re: ポスター用に撮影されたようです

 初めまして。
 遅くなりましたがご指摘と情報ありがとうございました。

 ずばりそのもののテコンドーの道着で空飛んでいる図案とかあったんですねえ……。
 こうして眺めてみると、日本版のジャケもまあ、あれはあれでいいかも……と思ってしまいました。

20120921 00:09 │ from トップダラー禍津URL

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