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懲りないボンクラども、今度はバンコクを彷徨う! 『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』 - 1953ColdSummer

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懲りないボンクラども、今度はバンコクを彷徨う! 『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』


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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 
THE HANGOVER PART II
2011/アメリカ R15+ 監督:トッド・フィリップス


 酒精をこれ過剰摂取、ふと目が覚めれば半裸で街路で寝ておった、なんて話をたまに聞く。その派生として、やはり酒精をこれ過剰摂取、頭にネクタイを巻き、千鳥足で側溝にはまったであるとか、懲りずに酒精を過剰摂取、通りすがりのデブにべらんめえと喧嘩を売ってみたら、それは本業の角力の人で、逆に張り倒されて許してくださいと背をこごめておいおいと泣いてみたりであるとか、アルコールにまつわる失敗譚には、その人間の本質に近しいものが吐露されておって中々に愉しい。

 わたしは、酒はあまりやらないのであるが、まあ、注射器をやるよりはお猪口をクイッとやる方が健全であろうとは思う。思うのだが、何事もやり過ぎるのは良くないことは自明であり、バチェラー・パーティで羽目を外し過ぎたがあまり、禍事に巻き込まれたというお話の『ハングオーバー!』(自分の感想はこちら)ならび、その続編である本作、『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』を観るにつけ、おおこわ、おおこわ、と1人震えるのである。

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 前作から引き続き、酒でやらかした4人のボンクラが騒動に巻き込まれ(或いは巻き起こし)つつ、酔い喰らっておった昨夜に何が起こったのか、を突き止めようとし、そして仲間の結婚式にどうにか間に合わせようとする綺麗なテンプレート。舞台がタイはバンコクに変わっただけである。更には前作にあったキャラクターの説明的な描写が省かれている分、こちらの方が疾走感のあるものとなっておる。前作より予算が増えた、とも言う。

 作中、「バンコクの闇」だの「バンコクに囚われた」だのと、御大層な文句が意味ありげに頻出するのであるが、そこにポリティカルな意図は含まれてはおらず、じゃあどんな意図なんだと言うと、ロシア系マフィアがヤクをさばいておったり、ノンケだって平気で食っちまうニューハーフの人たちのポールダンスであったり、そうしたバンコクの日常/風俗をコミカルに描写したいという、そんな意図だと思うのだね。コミカルに描写された方はたまったものではなく(俗に言う「国辱描写」ですな)、おいおいポリティカルな意図を持って撮影された方がまだマシだよ! という怨嗟の声も聞こえてきそうなものであるが、ボンクラどもが、銃撃戦や無茶苦茶なカーチェイスをやっても許されるお国柄~だと認識されているということで、ここはひとつ(国辱発言)。

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デュー・デート』(自分の感想はこちら)ですっかりファンになってしまったザック・ガリフィアナキス(ガリフィナーキス)だが、「黒いジャック・ブラック」(今名付けた)的な容貌と怪演は本作でも健在。ADHDで、アスペルガーで、引きこもりで、精神年齢10歳、そしてトラブルメーカーという、もう悪意しか感じないような人物造形を見事に演じ、特に、お猿さんとの共演……友情は、お互い同じ目線というか、ええと人間とエテモンキーを同レベルで語るのも気が引けるのだが、実際にお猿さんが「阿」と言えばザックが「吽」と言うような呼吸の合い方で、ブロマンス色が強い本作でも特に友情の如きものを感じた。人間と猿なんだけど。猿と人間なんだけど。

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 薬入りの酒でぶっ倒れ、最悪の目覚めを迎えたボンクラたち。自分たちが今居る場所が分からない、頭が丸坊主になっている、何故か顔にタトゥーが入れられている、おまけに1人が行方不明、しかもその代わりに謎のお猿さんが居るという、前作に習った「謎の提示」はとても楽しいし、その理由を突き止めていく過程(これが本筋なのだが)でもうバンコクの人に配慮せずアメリカンマッチョな力押しを繰り返す。この点が、舞台をバンコクに変えた意味が薄いとの指摘もあるようだが、無言の僧侶や、ニューハーフ、市井の人々の様子など、カリカチュアライズを目的として撮られたヘンな強調はこの舞台バンコクならではのものだとは思う。不謹慎極まれりというところか、僧侶ネタでは笑った笑った。

 ホワイダニットを追求していく内に結局、目的意識は薄れて過程そのものが楽しくなってしまう、というのはこれも前作からのテンプレートで、恐らくは、意識しての展開であろうことも察せられる。最後の最後に出てくるアノ人も前作からの続投。花嫁役のジェイミー・チャンも、アクションではない作品でも役柄を演じ切れるということを証明した。
 まあ、前作と同じテンプレートに安定感を覚えるか、物足りなさを覚えるか、そうした点が評価の分かれるところだとは思うが、こういうコメディが供給され続けることには確実に安心を覚えるのだね。


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