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『ジョン・ウィック』 - 殺し屋は2度弾丸をぶち込む - 1953ColdSummer

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『ジョン・ウィック』 - 殺し屋は2度弾丸をぶち込む


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ョン・ウィック
JOHN WICK
2015(2014)/アメリカ/カナダ/中国/R15+ 監督/チャド・スタエルスキ 共同監督/デヴィッド・リーチ 出演/キアヌ・リーヴス/ミカエル・ニクヴィスト/アルフィー・アレン/エイドリアンヌ・パリッキ/ブリジット・モイナハン/ディーン・ウィンタース/イアン・マクシェーン/ジョン・レグイザモ/ウィレム・デフォー/他
見惚れるほどの、復讐。


 誰がそう呼んだか銃(ガン)と功夫(カンフー)を組み合わせた「ガン・フー」というのが本作で用いられるコロシのワザ。ジョン・ウーの2丁拳銃の頃からすでに「Gun fu」という呼び名は英語圏ではポピュラーだったとの説もあるのだが、白鳩も飛ぶ横っ飛びの立ち回りから、カンフー・空手・柔(やわら)など合理的に人体を破壊する手段を盛り込んだ殺人技への今日的なアップデートに、私は深く賛同するものである。

「深く賛同するものである」って、お前に賛同されても1円の得にもならねぇ、分かったら猿でも回してろ、という言い分も御座居ましょうが、猿以上に本作のビーグル犬デイジーの可愛い事可愛い事。ダック・フー……じゃなかった、ガン・フーと双肩を成すこの映画のセールスポイントと言っても過言ではないでしょう。惜しむらくは、亡き妻が遺したこの愛犬は、ロシアンマフィアのバカボンに無残にも冒頭で惨殺されてしまい、その愛くるしさを全編に渡って発揮できなかった事なのですが。ほで、キアヌ演じるジョン・ウィックの復讐が始まるわけなのですよ。

 兎角、キアヌがド外道どもを殺して殺して殺し上げる映画なのだが、例によって殺される側にはあらゆる悪とあらゆる業が記号的に押し付けられてあって、それはまるでばかみたいな音楽を大音量で流しながらロシアンマフィアのバカボンがガソスタに入ってくるシーンであるとか、そこで見たキアヌのマスタングに一目惚れして、一目惚れするだけならまだしもわざわざ夜半にキアヌ宅まで強奪しに行くところなんかに顕著なのだけれども、こうした地獄に蹴落とされるためだけのキャラ造形って今時どうなんざんショ? ってなフランスかぶれ、いや仏国にかぶれているのかどうかは知らんけど、そうしたツッコミニストからの防衛線としてド外道はド外道どもなりに、記号なりに絵が描かれているのがまた凝っている。何せバカボンの親父はキアヌの元・雇い主なのである。そしてホテルの面々、依頼されたスナイパー(ウィレム・デフォー!)などなど、複数の人間関係の線があって、それが軽いツイストとサプライズを本線に提供している。

 一方、キアヌすなわちジョン・ウィックはジョン・ウィックで、ロシアンマフィアの首領にも一目置かれており、すわ銃撃事件だと駆け付けた警察権力にも顔パスできる程の存在感をも示し、コロシに際しては必ず2発撃ち込んで確実にとどめを刺すプロの顔がその存在感を裏付ける。そげな暗殺者としてのキャラ立てが出来ていないと危なっかしくてガン・フーなどとても任せられないのであろうが、その実、ジョン・ウィックが用いるガン・フーはキレッキレの演舞めいたものではなく、もっと泥臭い実戦格闘であるので『リベリオン』などのガン=カタとはベクトルが違う。そこに私は作中のリアリティ・ラインを見る。今回、長編映画初監督を務めたチャド・スタエルスキはこれまでキアヌのスタントを努めており、「僕たちは兄弟のような関係だ」と言う。そんな背景を頭の片隅に留めつつ、本作を観てみるのも一興でしょう。


JOHN WICKJOHN WICK
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