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『ゴーストバスターズ』(2016) - Ghostbustersが聴こえない


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ーストバスターズ
GHOSTBUSTERS
2016(2016)/アメリカ/G 監督/ポール・フェイグ 出演/メリッサ・マッカーシー/クリステン・ウィグ/ケイト・マッキノン/レスリー・ジョーンズ/チャールズ・ダンス/マイケル・ケネス・ウィリアムズ/クリス・ヘムズワース/他 


 あー、これを観てクスリとも笑えなかった感性? 笑いの閾値? そういうのって、客観的に見てどのくらい社会性に欠けたものなのかに今すごく興味があるんですよね。自分のために。箸が転んでもおかしいトシゴロ、てな言い草もありますが、箸が転がろうが踏み絵を踏んで信仰が転ぼうが(スコセッシ『沈黙/Silence』のステマ)、笑い転げているひと、にんげんというものが一番人生を楽しんでるって考え方もわかりたくないけどわからない事も無い上、無印『ゴーストバスターズ』のレイ・パーカー・ジュニアの主題歌は子供のころよく口ずさんでいたような記憶もあるんだけど。ちなみに英語が聴き取れなくて「アアアアーアアーアー」とか歌っていて。ほで「ゴースト! バスターズ!」の所だけ威勢よく叫んだりしていて。なのでかの曲が劇中に流れた時には感慨一入、あらゆる偏差・偏見・柵・理(ことわり)を超えて、のち塩の柱と化すばかりのような顔になっていたと思うのですが、あとは終始真顔。ルッキズムを避けて巧妙な言い回しをさせていただきますと、非常にユニークでいらっしゃる4人の女性が顔突き合わせてべしゃり暮らしていようが、クリス・ヘムズワースがあざとい天然っぷりを発揮していようが自分の表情筋はピクリとも動くことなく、これが非常に息苦しい。人ならざるものが市街地に跳梁跋扈するクライマックスですら、なんですかね、焼き直しって言うと少しくお行儀が悪いので、お約束、とかテンプレート、とかもっとお行儀の悪い文言が脳内のくらやみに浮かんでは消え、浮かんでは消え。カメオ出演にも「あ、出てるんだ」とだけ。上映前に散々騒がれていたアンチ・フェミニズムとのやり取りをシニックにネタにした箇所もあるのですが、アメリカでの上映開始に伴うバッシングに耐え兼ねてTwitterのアカウントを消す決意をしたレスリー・ジョーンズの事などを加味して考えてみても、そこは笑えないというか笑っちゃいけないというか。ポリコレポリコレとかまびすしい昨今であり、世界的な流れなんでしょうけどフィクション・エンタメの世界でも性差を無くせというのは納得できる。で、そのロジックを『スター・ウォーズ』シリーズや『マッドマックス』シリーズは柔軟に取り入れて、ご存知のように大成功を果たしているって事実を踏まえた上で敢えて一言。観た人の9割くらいがホルツマンホルツマンって絶賛しているけど、一瞬腹の横肉が映った時に「にく!」と思ったくらいで既視感が払拭できない造形のキャラだよね、『スーサイド・スクワッド』が公開されたらたぶん絶賛している人の殆どがハーレイ・クインの方に行っちゃいそうだよね、と思った人もなんぼかは居ると思います。あと、ゴーストの存在を科学的に実証することに人生を賭けた人間、というのはエンタメ的に訴求力が強いものだとは分かるんですが、それを「理系女子」とか「ギーク女性」とかそういう枠だけに落とし込んでヨガるのはエンタメ的な訴求力どころか二次被害三次被害を生み出しますよね。本作のゴーストテック(仮名)はエリンの著書やトラバサミやプロトンパックやPKEメーターといった戯画的な要素にだけ集約されてあって、映画用にチューニングされた疑似科学をマジモンっぽく文脈に絡めているわけではないので、無印と同じく「バカカッコイイ~」とだけの単純な賛辞を贈る事こそが彼女らが一番報われるんじゃないかなというのはごく私的な意見ですが、本作に聴こえた「ゴースト! バスターズ!」は実はそわそわしながら観に行った自分のみに聴こえた願望による幻聴だったのかも、でもあのロゴの誕生秘話が見られたのは眼福だったなあ。なんて事を思いながら了。


「ゴーストバスターズ」オリジナル・サウンドトラック「ゴーストバスターズ」オリジナル・サウンドトラック
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私は一体誰でしょう - 『殺されたミンジュ』


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されたミンジュ
ONE ON ONE
2016(2014)/韓国/R18+ 監督/キム・ギドク 出演/マ・ドンソク/キム・ヨンミン/イ・イギョン/チョ・ドンイン/テ・オ/アン・ジヘ/チョ・ジェリョン/キム・ジュンギ/他 
少女が葬り去られた日、
良心はすべて
この世から消えた。



 90sオモロ日記を継承していきたいんだ。という信念っつーか思い込みさえあれば世の中たいがいの事は乗り越えられそうな気がします。ところで連日の暑さのせいでパソコン様がそろそろおくたばりになりそうなんですが。この夏を乗り越えられる気がしません。河原で肉焼いて、その写真を絵文字顔文字機種依存文字と共にSNSに投稿するタイプのトライブの精神をサイコジャックしているスマートフォンに頑丈さで負けている事を認めるのも癪なので、そこら辺の鬱憤を人生SOSと銘打ってツレに投書(スマートフォンで通信)してみたところ、「お前の好きな映画でも観て寝たら?」と彦龍の憲彦さんばりの回答をいただいたので、劇場で観逃していたギドクの『殺されたミンジュ』をやっとこさ観る。ミンジュが殺されたらしい。野郎、お礼参りだ! なんてクソトボケを捏造する暇があるんならさっさと内容に触れろって話ですね。ここまでで何文字費やしたよ。ほで、ミンジュ=民主≒民主主義の暗喩でありまして、てな事前情報は何となく知っていたのですが、理由がぼやかされたまま、正体もぼやかされた連中に民主が殺されて、その報復として政治色豊かな集団が殺害班を襲撃、それを観て民主主義の危うさと政局の何たるかを察せ。という内容だったら、コテコテ過ぎてギドクの社会風刺も悪い意味で我々目線に降りてきてしまっているよなあ、個人的には仙人で居て欲しかったのだけれど。などと一抹の不安を覚えつ122分みっちり観てみたら、これが理由がぼやかされたまま、正体もぼやかされた連中に民主が殺されて、その報復として政治色豊かな集団が殺害班を襲撃、それを観て民主主義の危うさと政局の何たるかを察せ。という内容であったので、猛暑の砌、この思わせぶりな喩え話と政治色の強いコスプレとヌルい拷問シーンが延々と続く本作を劇場で鑑賞なされた向きに於かれましては当時どう思われたのか伺いたい次第です。いややっぱり別に聞きたくありません。選挙やデモがあるたびに民主主義が死んでいる本邦でそれを聞こうと思うのが愚の骨頂。余談ですが「愚の骨頂」ってちょっとラーメンっぽい響きじゃないですか? 「愚の骨頂、大盛りで」「自己紹介はいいから注文してください」みたいな。まあこんな余談を差し挟む不真面目さと、民主主義がいかに殺されるに至ったか、殺害方法はどういったものであったのかすら論考しない私のごとき愚の骨頂でも選挙権も被選挙権も一応持っているので、それなりに思うところや感じるところはあって、「上層部からの指示に従っただけ」と繰り返すミンジュ殺害犯の体制側に沿った縦割りの在り方に、じゃあ責任の所在は突き詰めるとどこなのかな、と、やはりみんなが疑問に感じるような事が頭を掠めたりするわけです。つまるにそれは犯人探しをしたいという欲求で、民主主義に相対していると暗喩されているミンジュ殺害班の元締めは結局誰(何)であったのか知りたいといえば知りたい。本作のメッセージ性が一歩退いているように見えるのは、そこを明らかにしておらず、政治主張と政治主張の闘争が結局均衡も混沌も産むかも知れない、と、曖昧な地点に着地して了としてしまっている投げっぱなしが故。民主主義の滅亡を許すと大変な事になりますよ、という安易な“政治的主張”を汲み取って消費されるべき映画であるならば自分も頭のカロリーをさほど消費せずに済むのだが、これまで仙人目線から箱庭を覗くが如くに韓国を風刺してきたギドクの映画を、左様な単純な結論付けで記憶の彼方に追い遣ってしまうのは非常に勿体無い。これは牽強付会に過ぎるかも知れないが、例えばミンジュは民主主義の議論・多数決・多様な価値観の存在・自主性のうち、自主性のみを切り取って擬人化されたキャラクターであったのではないのかと思ったりもする。本作の舞台である韓国はドラスティックに政体が変わったファンタジックな韓国ではない。飽くまで民主主義下の、現在の韓国です。ギドクが一人で脚本から撮影までこなして数日間で撮った映画だからそこまで凝る余裕が無かったとも言う。だから民主主義が生きている舞台で民主主義を殺すにはまず自主性を剥奪するのが製作的にも、概念的にも手っ取り早かったのではないだろうか。抵抗することなく生存権も行使せずただ政争の具にされるミンジュに凡その自主性は見当たらない。片手間に仕上げた映画だからキャラ作りが徹底してなかったとも言う。メッセージを残さず、ただ殺されるという結果だけが必要とされていたミンジュに、繰り返すが自主性は感じられない。となると、国民主権が死にゆく場合どこから壊死が始まるか隣国に住んでいる自分の脳内にもうっすらと像が結ばれてくるわけで、ここまで計算していたならやっぱりギドク凄いわ、などと一人こぼす始末なのだが、溜息も同時にこぼれる始末。


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『シン・ゴジラ』 - 滅びゆく日本の断末魔


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ン・ゴジラ
SHIN GODZLLA
2016/日本 総監督/庵野秀明 監督/樋口真嗣 出演/長谷川博己/竹野内豊/石原さとみ/高良健吾/松尾諭/市川実日子/余貴美子/國村隼/平泉成/柄本明/大杉漣/他 
現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)。


 毎日々々よくもまあ飽きもせずに暑いのと、各位のポジショントークが面白すぎた所為で観てから一週間以上経ってようやく『シン・ゴジラ』について何らかをば書く次第です。シン・ゴジラ。個人的には総監督が庵野秀明であるとかそういう事はどうでもよくて、と書くと少し語弊があるので補筆させていただきますと、少年エースでエヴァンゲリオンが始まった当時にアッ何かこれ面白そうと読み始めて(ついでにアニメも観始めて)、社会現象だセカイ系だと祭り上げられるにつれ段々とシラケていった程度の人間が言う「どうでもよくて」だと認識していただけると幸いです。滝本竜彦先生がああなられた事には衷心よりご同情申し上げます。というかあの頃は狂っていて自分でも何考えて生きてたんだかよく思い出せないのですが。ほで、何考えているのかよく分からないと言えば本作のゴジラの目ですよ目。ひと、にんげんに置き換えてみると、中学校をギリ卒業してその足で土建業(非認可)の世界に踏み込んで、流れでそのまま部屋住みになってしまったようなアウトサイドなあの目! あんな眼球を保持した生き物が日本(=東京)に歴代最大の質量を伴って上陸してくるという時点でホワイトカラーたちが騒然となるのもむべなるかな。市井のかたち/感情/鬱憤をゴジラが代弁しているような気にもなりつつ、衆愚の姿が描かれていないという批判は批判として三割程度しか有効でないような気もするのです。怪獣と闘っているウルトラマンの足下に思いを致す程度の想像力でそこは補える。そうやって脳のカロリーを少々消費するだけで、市川実日子たむによる極端な早口言葉や、石原さとみたむのカタコト英語による耳レイプが楽しめるのだからゴジラ様々です。あと100匹くらい上陸してくれないかなぁ。とは言い条、本作は都民による都民のためのTOKYO映画なので、我々地方民にとっては“見慣れた風景や自分の勤務先が破壊される快感”というものが、やはりスクリーン一枚隔てた遠い世界の悦楽でしかないというのは悲しいところ。各位が爆笑していらした終盤のある兵器(兵器?)に関しても個人的には「はぁ?」って感じでありましたし、関東地方が(フィクション上で)大変だ、日本を憂え、この非国民がと全体主義を仄めかされても頭突きの一発でも以て返答するしかないのですが、ただゴジラの上陸と移動に祀り方を間違えていないのは1954年への熱い目配せ。散りばめられたヱヴァネタなんてのはテキスト上の情報でしか知らないのでまあ置いとくとして、単純に、あの破壊に、熱線に、そして半減期を明言された放射能被害に、かつてのそして現在進行形のあの災害を持ち出してつべこべ並べ立てる右や左の人の言い分も、理解できるかは別として言いたい事は分かりますし、ポリティカル活劇としてゴジラという災害をシミュレートする、てな本作のコンセプトからもそうした言論が色濃く噴出してしまうのは仕方がない。「庵野秀明は安倍晋三の意思を忖度した」だの「実際に観ていない人からの批判」だのそういうウワゴトも清濁併せ呑んでこそのシミュレーション。閣僚が優秀過ぎるとか日本的なシステムではこれこれこうなるはずだ(願望)という意見も多々あれど、それらは別にリアリティを表現するための前提とされていないのです。その意味では、大怪獣デブラスが映画化されるとこんな感じなんだろうなぁ、笑ける。程度の認識で本作に臨む方が手に汗握る事ができるかも知れません。そういえば伝聞直聞き問わず私は日本ageには辟易しているクチなのですが、本作のゴジラに対抗する主体を“個々のヒーローたちに役割分担された職務”と受け取るか、“日本機構株式会社”と受け取るかが評価の分水嶺となっているような気もします。いずれにせよ後半の輝き始めるニッポン機構の出来レースっぷりに爆笑しつつ、滅び行く日本の断末魔を聞いた気がするのも自分だけではありますまい。


ジ・アート・オブ・シン・ゴジラジ・アート・オブ・シン・ゴジラ
カラー、東宝

シン・ゴジラ音楽集 S.H.モンスターアーツ シン・ゴジラ ゴジラ (2016) 約180mm PVC製 塗装済み可動フィギュア 別冊映画秘宝 特撮秘宝vol.4 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝) ゴジラ ムービーモンスターシリーズ ゴジラ2016(第二形態) ゴジラ ムービーモンスターシリーズ ゴジラ2016(第三形態)

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『帰ってきたヒトラー』 - みんなの思い出ヒットラーの復活


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ってきたヒトラー
ER IST WIEDER DA/LOOK WHO'S BACK
2016/ドイツ/G 監督/ダーヴィト・ヴネント 出演/オリヴァー・マスッチ/ファビアン・ブッシュ/クリストフ・マリア・ヘルプスト/カッチャ・リーマン/他 原作/ティムール・ヴェルメシュ/『帰ってきたヒトラー』 
21世紀の諸君、お待たせしました。


 もうじきお盆なのでご先祖さまの霊が帰ってくるとか。この前くたばったお爺ちゃんの悪霊が帰ってくると嫌なので塩撒いとこ。
 シッシッ。

 てなツカミからさりげなく且つ大胆に、改行を再開した事をアピールしてみたわけですが、「おまえのくそぶろぐ、かいぎょうしてないからよみづらい、すまほからもよみやすくしろ。いきろ。」というたいへん有難いメールをPCから送って下さった埼玉在住の匿名希望さんこれでよろしかったでしょうか。OKサインの代わりに文末の「いきろ。」の意味を横のメルフォから送って下さると私の得心が行って非常に助かります。

 まあそんな事を考えながら、あっ「そんな事」というのはツカミに書いた夏に亡者が黄泉帰ってくるって俗説の方なんですけどね。まあそんな事を考えながらシネマ・クレールへとダイブオン。目当ては岡山でもやっと上映が始まった『帰ってきたヒトラー』インザドイッチュラント。「インザドイッチュラント」とかわざわざ強調しているのは、ドイツ以外の場所ではもう散々蘇っておられます地獄の総統閣下が、ついに本国で蘇った事に対するささやかなオドロキと不謹慎な期待から。決してお盆に死者がぞろぞろ復活してくるという我が朝の迷信とかけて何かうまいことを言おうとして、特に何も思い浮かばず誤魔化したわけではありません(ありませんったら、ねえ)。

 実は原作は結構前に読んでいて、「ひとしきり笑った後にゾッとする」なるちまたの評判通り、ひとしきり笑い転げて上下巻まとめて1日で読了してその後夕飯のソーセージまで美味しく感じたのは深く記憶に残っている。当時からもう「映画化決定!」と触れ込まれていたこともあって、正味の話、映画の前哨戦として読んでいた側面もありました。なのでいざ映画『帰ってきたヒトラー』を観てみるや、後半の大幅な改変や、本物の通りすがりを用いたドキュメンタリタッチなモブと総統閣下とのやり取りなぞに、かの国の自己言及性、それも悲鳴や軋轢をブラックユーモアで糊塗し吐き捨てるが如きもの、を、これでもかと感じてしまい、笑っていいのやら泣いていいのやら。まあ場内一同クスクス笑ってたんで、闇に紛れて自分もゲラゲラ笑っていたんですが。隣に座っていたおじさんみたいにスナック菓子撒き散らかしながらという程ではありませんでしたが。

 ほで、笑いながらも、これ、かの国ではジャッカスやサシャ・バロン・コーエンにヤンチャされるどころのイタズラじゃ済まないんじゃないのかしら、とか他国ごとながら心配してみたり。あと前々から思っていたんだけど、ローマ式敬礼をしたりナチスのコスプレをすると官憲に連行される国ドイツで、映画のためとは言えハイル・ヒトラーとやったりしてお咎めなしというのはそこら辺の法整備がちゃんと出来てるからなのかしら、と、背中を伝う不安にもぞもぞしてしまう。そりゃ例えば自分もいきなり街中で復活したヒロヒトに話しかけられたら驚いて、そののち指差して爆笑すると思うので、帰ってきたヒトラーに移民へのヘイトをぶちまけたり、一緒にセルフィを楽しんでたりする人を一概にお味噌扱いしたりはできないし、してはならないと思うし、第二次世界大戦の亡霊の姿形を介して吐露される、軽口に紛れた心情は直視するべきだと思う程度の社会性は保持しているつもり。製作陣はそうした“人間の前提”を信じた上で、最後の方のあの改変に踏み切ったのだろうという漠然とした思いもあります。その意味では、本作のターゲットとして設定されているのは「ヒトラーに詳しい人間」ではなく「市井に詳しい人間」つまり現代を生きる凡俗、私も含めた只々日常を生きて、時折政治に文句を垂れる人間なのでしょう。その割にはちょこちょこ「空中の要塞」などなどナチネタで笑いを取りに来ているのもご愛嬌。原作を踏まえた映画としてはGOTHっ娘のアレコレが多少端折られていたのと(重要な山場も端折られていたが)、「あなたは筋金入りですね」の一言がたぶん配慮によって削除されていたのが少々物足りなかったくらいで、映画単体としても各種の配慮による縛りの中で健闘していたんじゃないのでしょうか。やっぱり日本も負けじと『帰ってきたヒロヒト』を撮らなきゃいけませんね。


帰ってきたヒトラー 上 (河出文庫 ウ 7-1)帰ってきたヒトラー 上 (河出文庫 ウ 7-1)
ティムール・ヴェルメシュ 森内 薫

帰ってきたヒトラー 下 (河出文庫) わが闘争(上)―民族主義的世界観(角川文庫) わが闘争(下)―国家社会主義運動(角川文庫) 劇画ヒットラー (ちくま文庫) 続・わが闘争―生存圏と領土問題 (角川文庫)

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キリキリーク・ザ・ブラッド - 『ラスト・ナイツ』


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スト・ナイツ
LAST KNIGHTS
2015/アメリカ/PG12 監督/紀里谷和明 出演/クライヴ・オーウェン/モーガン・フリーマン/クリフ・カーティス/アクセル・ヘニー/他 
今、日本の心が世界に羽ばたく。


 個性が無いのが個性。つて、どこかで聞いた事があるような無いようなフレーズをふと思い出して、芋づる式に連想されるのはコ○イチのカレーとかコ○ダのコーヒーとかそういう個性が無いのを敢えて売りにする、という、自分のごときダボにとっては不可解極まりない商業戦略で、その手のマーケティングに乗せられたのだか当てられたのだか知るところではないのだけれども、個性をかなぐり捨てるのが個性的! 今風! お上には逆らうな! てな淀んだ空気、澱のようなものが若い芽にまとわりつきつつあるのを皮膚感覚として感じつつある我が身としては、その個性、捨てるのならくれ。と声を大にして、否フォントをboldにして強調したい今日この頃。要するに何が言いたいのかというと「最近暑くなりましたね」という事なのですが、暑さに当てられてしばらく意識が無くなってしまい気付いたら『ラスト・ナイツ』の円盤を手に部屋に趺坐していたんですよ。キリキリのハリウッド進出作(でもハリウッド資本はあまり入ってないらしい)。架空の中世を舞台とした『忠臣蔵』。映像処理がうるさくないキリキリ映画。てかいつ上映してたの? などと、話題に事欠かない割にはあまり話題にされていなかったような『ラスト・ナイツ』。で、まあ、胸中に飛来する何らかの予感、セブンセンシズ、など、を、押し殺して、です、ね。観たんですよ、顔を覆った手のひらの指の隙間から怖々と、怖々と。ほで、結論から言上しますと、ココ○チのカレーとか○メダのコーヒーとかそういう個性が無いのを敢えて売りにする、という、自分のごときダボにとっては不可解極まりない商業戦略を目の当たりにした感覚に見舞われたと申しますか、ヴィジュアルイメージや反戦メッセージや演説といったキリキリの美学哲学がパージされ過ぎていて、これが非常に薄く、うっっっすく感じてしまう。キリキリの映画なんてキリキリの個性もっと言えばパーソナルな部分が賛否どちらにせよ評価の9割を占めているのに個性を引っ込めてどうするよ、上品ぶんなよ隠れんなよ照れんなよもっと己をさらけ出せ(股間とか)、と、つい語気も荒くなってしまうのは暑いせいもあるのですが、石をひっくり返したらその裏側とかに居る多くのキリキリファンも本作に関しては戸惑いを隠し切れないのではないのでしょうか。例えば『CASSHERN』なぞはキリキリの本能のおもむくままに猛り狂った画作りで「これカッコイイから別にいいでしょ?」と、変な乗り物やアクションの少なさや突っ立って喋っているだけ等々の批判を封殺というか黙殺してきたわけですが、不思議と心に残る、たまに観返したくなるその中毒性に虜になったファンも少なくないと察します。かくいう自分もそのクチで、これで監督がキリキリじゃなかったらアニメの実写化として金字塔になりうるスペックを秘めていたとすら思います。で、『ラスト・ナイツ』なのですが、はっきり言ってキリキリ映画としても忠臣蔵としても騎士道ファンタジーとしても先に述べた通り薄い。中途半端、という形容よりもとにかく「薄い」と言った方がしっくり来る。せめてモーガン・フリーマンがもっと俗物であったり騎士たちひとりひとりの個性が丹念に描かれてあれば、キリキリの文脈とは切り離して映画単品として頷ける部分もあったのかも知れませんが、ハリウッド入りして正装したキリキリのよそ行きな丁寧さ、あちらの文法への従属が登場人物の魅力を大幅に削いでしまっている。誰が誰やらよく判らん中で剣劇を始められてもいまいち沸き立つものも無く、そもそもアクションシーン自体も非常に少ない。シナリオに練り込まれてある、実は剣を買い戻していた、とか、娼婦の背中に城内マップが印刷されてあったくだりなどには、“本人は真面目なつもりだが結果としてギャグになってしまっている悲しさ”を感じてキリキリらしさも垣間見えるのですが、作家性に類するそんな“らしさ”にすらクスリとも笑えないと自らに苦役を科している気分になりますね。他の数多の史劇やファンタジーには無いこの不協和音はひとえにキリキリが正装してしまった事により奏でられています。あとこのエントリ内で私は何回「キリキリ」とタイプしたのでしょうか。


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点かない灯り - 『独裁者と小さな孫』


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裁者と小さな孫
THE PRESIDENT
2015(2014)/ジョージア/フランス/イギリス/ドイツ/PG12 監督/モフセン・マフマルバフ 出演/ミシャ・ゴミアシュヴィリ/ダチ・オルウェラシュヴィリ/他 
逃亡の果てに、
希望はあるのか



 地球上のどこにあるかも定かではない虚構の国家で、独裁者とその孫がたわむれに街の電気を点けたり消したりする。という秀逸な冒頭が、自分の中にほんの少しだけ、でも中枢的な部分に喰らいついて残っている、寓意とか浪漫を栄養素とする細胞を活性化させたような気がする。そして破綻に至る独裁体制。作中人物にとっては永遠に思える時間であっても、作外人物にとっては刹那の説明にしか過ぎない独裁国家の崩壊。OKマフマルバフ。独裁者とその小さな孫の逃避行に悲劇の影を見遣る、或いは喜劇の予感に胸を躍らせる、もしくは主眼は悲喜交々を超越したところにある、そんな陳腐な三択しか思い浮かばないのだけれど、とにかくOK,オッケ。事実、何度も暗殺されかけたあなたの映像と詩情を信じよう。だいたいモフ専を名乗るあなたを疑う余地などどこにもない。その証拠に見て御覧、この羊の群れの描写を。その牧歌的な情景と対を成す無政府状態の暴徒の群れの表情を。モフモフした生き物であろうが、ひと、にんげんであろうが、どこか、または何かに回収される事なんて本当は望んでいなくて、回収のための柵を作り上げた存在だけがその旨味を享受する。しかし、本作にてその旨味に舌を肥やしている独裁者が独裁者たる姿を活写されているのは冒頭からの僅かな時間に過ぎない。じゃあ残りは怒涛の羊でも映しているのか? というとそんな事もなく、柵を壊した人間たちの本能的な行動と、素性を隠しひたすら逃げる老人――もう“元・独裁者”という威厳すら失いかけている――とその美しい孫、荒涼とした自然が、この極東の島国に、寓意も政治も大衆も「物語」なんだよと映像を介して語りかける。クーデターからの逃避行に身を委ねた元・独裁者が売春婦に金銭を無心する、なんてシーンもあるが、こういうシーンこそが寓意と政治と大衆が三位一体となった「物語」であると感じる。これをお伽話に類する一夜の夢としないための手がかりを視聴者に得させるよう、独裁者と小さな孫の素性を知らぬ者、知っている者、双方にマフマルバフは恐らく実体験に根付いているのであろう生々しいやり取りを用意している。その意味では独裁者の物語ではなく市井の物語だと言えるし、最後に台詞を発したのが誰であったのか、何を言ったのかを鑑みれば、行き過ぎた権力は客体でしかないという当たり前のような、それでいて誰もが直視しない事実に我と我が胸を掻きむしられる。同時に、産まれた時から権力者の座を保証されていた孫の主体は、じゃあ何なのだろうと作中に幾度も挟まれるダンスシーンというヒントをろくに活用もできず考え込んでしまう。かつて黒板を背負った教師を描いたマフマルバフの次なる目配せ。左右どちらにも偏重しないその視線が次に視るものは何なのだろう。


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『クリーピー 偽りの隣人』 - Creeping Death 頂上捕食者


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リーピー 偽りの隣人
CREEPY
2016/日本/G 監督/黒沢清 出演/西島秀俊/竹内結子/川口春奈/東出昌大/香川照之/他 原作/前川裕/『クリーピー』
あの人、
お父さんじゃありません。
全然知らない人です。


※微妙にネタバレしています。


 今月は比較的生活に余裕がある(予定)なので、たくさん映画を観て、たくさん本を読んで、たくさんブログを更新して、仏(ほとけ)を高めるつもりでいたのですが、気が付けばトネガワを何度も読み返してその後インターネットしてたり、出先でTwitterアカウントがバレそうになって冷や汗かいた後インターネットしてたり、インターネットしてたらたくさん映画を観て本を読む事も覚束ないなぁなんて思いながらやっぱりインターネットしてたり、割とハイサイド気味だっというか、もう今月もぼちぼち終わりそうなんですが。いったい何が悪かったのか教えてくれませんか? ほらJIGOKUっぽいJIGYAKUしてるんだから笑えよ。否、嘲笑えよ。あなた方は喰うか喰われるかで言うと捕食者側なんだから、そのヤニ臭い顔に満面の笑みを浮かべて、舌舐めずり見せて、ウェッブで自虐日記ナリ~なんて90年代のカルマを引きずっている被捕食者に対しては徹底的に嘲罵を浴びせ、絞め上げて肉質を美味しく変化させた上で、ガブッと行くべきだ。法さえ守っていれば倫理規範を踏み躙ろうともこの世の中では正規の手続きを踏んだ事になるので、何も後ろ暗いものはない。何なら非正規のやり方であなた方の半径1クリック圏内の人、例えば、隣人? であるとかを捕食したとしても、あなた方の狡猾な仕草、良心の欠如に人を嘗め切った態度は制空圏バリヤーとしてあなた自身を守護ってくれるでしょう。殺りたいとか殺らなきゃいけないとかそんな卑俗な感情に捕食者であるあなたが動かされているのか否かは知るところではありませんし、そんな感情を持ち合わせておられるのかどうかも疑わしいところなのだけれども。ほで、そんな香川照之の挙動も不審な『クリーピー 偽りの隣人』を観てきました。人類の捕食者であるサイコパスが無辜の人々をいてこますというのは中二心が現実を侵食しつつある実例のひとつですが、我が朝では拳銃を携帯できるのがある種の職に就いている人たちだけで良かったですね。現実がもし銃社会になってしまうと死にたい人にも殺したい人にも利便性が高くなることは明らかなのですが、その代わり、創作に於いて社会を守る側と喰い物にしている側のパワーゲーム、平たく言うと拳銃の譲渡などに物語やサスペンドが生じ辛くなってしまうので、ここは足りない頭を捻って悩むところですね。チャカに限らず態様そのものを無自覚のうちに武器とする西野こと香川照之のカメレオン描写ものらくらとしていて、また真綿で首を絞められつつある事に気付いた西島秀俊の衝動とも対になっており、二人のやり取りに耳障りな不協和音を聴き取る事ができる。大学構内でのわちゃわちゃした人の群れや、道端で何気なくすれ違う人たちの作為的な配置にも「この中にもこんなサイコパスが居るのかな?」と思わせる事は必至。黒沢清と言えばその作家性を云々するよりも“作為の人”だというのが自分の中に偏見として根付いており、その作為にケレンやわざとらしさよりも自分の領域外の不気味さを感じさせるところなぞが、ある種の人間の伽藍のような内部を匂わせる本作に非常にマッチしていたのではと思います。とは言い条、柔らかい陽射しや夫婦団欒としての食事にそれこそ大型犬を飼える余裕のある生活の描写から、後半の地獄部屋、鉄の門扉に陥穽に死体といった露悪的な描写への変遷は、それがサイコパスの伽藍堂というよりも渦巻く現実への認識というか不可知界を視覚化したようでもあり、その部屋で「普通」に振る舞える人間のデッドリードライブに思いを馳せるきっかけにもなります。そして自分はどちらかと言うと「あの人お父さんじゃありません」は予告でもチラシでも伏せておくべきだったと思っているのですが、そのシーンで慄然とはするものの、一番の“見所”とはしていなかった英断にたいへん感銘を受けました。本作に於いて野次馬根性を最もくすぐられるのは、あの人がお父さんでない家族ではなくもうひとつの家族が侵食されていく過程です。濡れ場なんて一切無いにも関わらず、やらしい人妻スメルを醸し出している竹内結子を西野が文字通り「食べちゃった」事を暗に察せさせるボディタッチなどは、サイコパスが得意とする他者とのパーソナルスペースの詰め方を端的に表わしていると言えましょう。それは即ち侵食の第一歩であり、侵食の橋頭堡と成されているものでもあります。のち、口先三寸のペテンに留まらず肉体性を以てして彼女が束縛されるに至っては、想像の翼を(主にゲスな方角に向かって)広げた挙句満面の笑顔・猫なで声で「いったい何があったのかにゃあ?」と言わしめるだけのパワーがありますね。という事で他者との距離感がおかしい人とはなるべく距離を置こうという学びを改めて得ました。自分がすでにおかしいというところは棚に上げて。


クリーピー (光文社文庫)クリーピー (光文社文庫)
前川 裕

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